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コンセプト

Queria が何を解決し、何を大切にしているか

Queria は、データをファイルや API ではなく、データベースとして公開するサービスです。「公開されているオープンデータ」を「本当に使えるオープンデータ」に変えることを目指しています。このページでは、Queria が解決しようとしている課題と、設計の根っこにある考え方を紹介します。

解決したい課題

オープンデータは公開された時点では形式がバラバラです。文字コード、列名、単位の揃え方が統一されておらず、使おうとするとまず前処理に時間を取られます。しかも同じ前処理を、世界中の人がそれぞれの手元で書き直しています。API があっても事情は変わりません。一度取り出さないと集計できないので、ファイルと同じ問題を抱えています。

この「ダウンロードして前処理する」というステップ自体が、せっかく気軽に触れられるはずのデータを遠ざけてしまっています。Queria はこの下ごしらえを一手に引き受け、整えたデータに意味を添えて、誰もが同じ形でアクセスできる場所に置きます。

公開する側にも事情があります。標準形式への変換は手作業になりがちで、更新のたびに人の確認が要ります。そのうえ使われているのかどうかが見えないため、手間だけが増えて改善に踏み切れません。使いづらいから使われず、使われないから改善されない。この循環を断つことが Queria の目的です。

大切にしている3つのこと

前処理なしで、すぐ使える

Queria のデータは、フォーマットの統一、列名や単位の整理、欠損や不整合の吸収まで済ませた状態で提供されます。テーブルやカラムの意味を記したメタデータもセットになっているので、ダウンロードも整形もせず、そのまま使い始められます。ログインも環境構築もいらず、ブラウザを開けばすぐに SQL を書いて試せます。

整ったデータとメタデータは、人が分析するときの出発点になるだけでなく、AI に渡したときの答えの精度にも直接効いてきます。

AI の答えを人が確かめられる

Queria はデータへのアクセスをすべて SQL でできる形にしています。AI に分析を任せたとき、WHERE 句や JOIN、集計のロジックをそのまま読めば、その答えが妥当かどうかを自分の目で確かめられます。結果だけを返す API と違い、根拠を追える状態を大切にしています。

好きなツールから使える

Queria のデータはファイルではなくデータベースとして公開していて、その実体は DuckLake カタログです。DuckDB に接続できる環境ならどこからでも同じデータを直接参照できます。ブラウザ、Python、BI ツール — 使う道具はあなたが選べます。

データを公開する方へ

Queria は、データを使う人だけでなく、公開する人 (主に自治体) のためのサービスでもあります。

データベースとして公開すると、利用者の手元での取り込みも変換も要らない形になります。どれだけ使われたかを計測してお伝えできるので、公開への投資を判断できます。他の公開元のデータと並び、自治体コードや緯度経度が揃った状態になるので、自分たちのデータだけでは生まれなかった使われ方が出てきます。

詳しくは Queria についてをご覧ください。

次のステップ

  • はじめに: まず手を動かして試してみる
  • 料金: 利用にかかる費用について
  • 仕組み: ブラウザでデータが動く技術的な裏側
  • Queria について: プロジェクトの背景と目指すもの

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