BI・ノートブックにデータを渡す
絞り込んだ結果を Parquet / CSV に出力して、Tableau・Excel・pandas にそのまま読ませる
Queria のデータを既存のツールで使う一番の近道は、ライブ接続の設定ではなく ファイルで渡すことです。Queria CLI で必要な分だけ絞り込んで Parquet / CSV に出力すれば、受け取る側は普段のツールでファイルを開くだけ。コネクタもドライバも要りません。
絞り込んでから出力する
テーブルを丸ごと渡すのではなく、SQL で必要な列・行に絞ってから --out に書き出します:
queria sql "
SELECT area_name, year, value AS population
FROM e_stat.ssds.a_pref_population
WHERE item_name = 'A1101_総人口' AND year >= 2015
" --out population.parquet
拡張子を .csv にすれば CSV で出力されます。ファイルが小さくなるほど、受け手のツールの動作も軽くなります。
Tableau で開く
Tableau Desktop はテキストファイル(CSV)をそのまま開けます。2024.2 以降なら Parquet ファイルも直接開けます。
ワークブックを作り込む段階になったら、ファイルの手動更新をやめてライブ接続に切り替えると、カタログ側の更新に追従できます。
Excel・スプレッドシートで開く
CSV で出せば Excel や Google スプレッドシートでそのまま開けます:
queria sql "SELECT ..." --out monthly.csv
pandas / Polars で読む
受け取る側のノートブックに queria パッケージを入れる必要はありません。Parquet を読むだけです:
import pandas as pd
df = pd.read_parquet("population.parquet")
ノートブック側から直接クエリしたい場合は Python API を使えば、conn.sql(...).df() で DataFrame まで一気に行けます。
再現性を残す
ファイルだけを共有すると「これはどう作ったのか」が失われがちです。生成コマンドをスクリプトとしてファイルの隣に置いておくと、誰でも同じものを作り直せます:
#!/usr/bin/env bash
# make-population.sh — population.parquet の生成手順
queria sql "
SELECT area_name, year, value AS population
FROM e_stat.ssds.a_pref_population
WHERE item_name = 'A1101_総人口' AND year >= 2015
" --out population.parquet
定期的に更新したくなったら、このスクリプトを cron に載せるだけです。手順は「シェルパイプラインに組み込む」を参照してください。
