エージェントに定期レポートを書かせる
Queria スキルを導入したエージェントを cron や CI から起動し、定型レポートの生成を任せる
「AI エージェントで分析する」の対話的な流れは、そのまま自動化に持ち込めます。Queria スキルを導入したエージェントを非対話モードで起動すれば、「毎週このデータを見て、変化をまとめて」という定型業務を任せられます。
役割分担のコツ
安定したレポートにする鍵は、決定的な部分と解釈の部分を分けることです。
- 数字は SQL で固定する — 集計クエリはプロンプトに明記し、毎回同じ基準の数字が出るようにする
- 解釈はエージェントに任せる — 前回との差分、外れ値の指摘、要約の文章化はエージェントの得意分野
- 出力形式を固定する — Markdown の見出し構成をプロンプトで指定し、回ごとのばらつきを抑える
プロンプトを用意する
weekly-report.md のようなファイルにしておくと、バージョン管理も差し替えもしやすくなります:
あなたはデータアナリストです。Queria CLI で次を調べ、Markdown レポートを書いてください。
1. e_stat.ssds.a_pref_population から 2024 年の都道府県別総人口の上位10
2. snapshots/ 直下の最新の Parquet(前回のスナップショット)と比較し、
値や順位に変化があれば指摘
出力は「## サマリー」「## 数値」「## 気づき」の3つの見出しで構成してください。
非対話モードで実行する
Queria スキルを導入済みのプロジェクトディレクトリで、Claude Code の非対話モード(-p)を使います:
claude -p "$(cat weekly-report.md)" > reports/weekly-$(date +%F).md
エージェントはスキル経由で queria search / schema / sql を自分で叩き、結果を解釈してレポートを書き上げます。
定期実行に載せる
0 9 * * 1 cd /home/you/queria-reports && ./run-weekly.sh
GitHub Actions などの CI から回す場合も構図は同じです。生成されたレポートをコミットしたり、チャットに投稿したりする部分は通常の CI の道具立てで組めます。
シェルを使えない MCP クライアントから同様のことをする場合は「MCP サーバー」を参照してください。ただし MCP 経由ではローカルファイルの読み取りが使えないため、スナップショットとの比較のような手元ファイルを含む処理は CLI(スキル)経由が向いています。
レートリミット
定期実行では API トークンの設定を推奨します(queria auth set-token、または環境変数 QUERIA_TOKEN)。匿名アクセスのレートリミットに当たると、レポートの生成が不安定になります。
