説明の書き分け
分かったことをカラム・テーブル・データセットのどの階層に書くかの規約
データセットについて分かったことを書ける場所は、カラム・テーブル・データセットの 3 階層あります。
どれに書くかを毎回考えると、実際には全部が 1 箇所に溜まります。Queria の e-Stat データセットは、6 スキーマ 30 テーブル分の注意が一番粗い階層に一塊で入っていました。意味ではなく長さで振り分けた結果です。
原則: それが成り立つ一番小さい範囲に書く
書こうとしている文が真であるための最小の対象を選びます。判断はそれだけで付きます。
| その文が真なのは | 書く場所 |
|---|---|
| 1 つのカラムについて | カラムの description |
| 1 つのテーブルについて | テーブルの description |
| 複数のテーブルにまたがって | データセットの description |
| そのデータセットの呼び名について | keywords |
| SQL として実行できる | 使い方ガイドの原稿 |
小さい方に書いたら、上には繰り返さない。 上位に残るのは「複数を見比べないと言えないこと」だけになります。カラム説明に書いた話をデータセットの説明にも書くと、片方だけ直る日が来ます。
何を書くか
説明に入れる価値があるのは次の 5 つです。
- 粒度(1 行が何を表すか)
- 定義・出典・算出方法
- 似ているものとの違い
- 集計や結合を壊す条件
- 収録範囲の外にあるもの
4 と 5 は「読まないと間違える」種類の情報で、これが本体になることが多くあります。一番小さい範囲に降ろしてください。
- 「この列は上位項目と内訳が混在する」→ その列の
description - 「この表は境界データと粒度が違う」→ その表の
description - 「この 2 つのスキーマは結合の粒度が違う」→ データセットの
description
keywords
keywords は検索の索引に入ります。分類する語だけでなく、そのデータを指す別の呼び方も入れてください。利用者が正式名称を知らなくても辿り着けるようになります。
keywords: [統計, 人口, 社会, e-Stat, 政府統計, 社会・人口統計体系, SSDS]
テーブル固有の語はデータセット側ではなく、そのテーブルの keywords に置きます。
SQL は使い方ガイドへ
実行できる SQL は説明に書かず、リポジトリの docs/*.md に置く使い方ガイドの原稿に書きます。説明は「読めば間違えずに済むこと」、ガイドは「そのまま動くもの」と分けてください。
迷ったときの確認
- その文は、書いた場所より小さい対象について言えないか
- 同じことを 2 箇所に書いていないか
- 別の呼び方が
keywordsに入っているか - 説明に SQL が混ざっていないか
